「おたる潮(うしお)まつり」が7月26日、開幕する。28日までの3日間、小樽港第3号ふ頭基部など市内中心部で開催される。
街ぐるみで市民が一体となって楽しめ、小樽の特異性を生かし、長期的な発展を期することができる行事として始められた同祭。今年で53回目となり、名実ともに小樽市最大のイベントとなっている。祭りの名前となっている「潮」は、海に育ち、海に生きる市民の燃えるような意気と気概を「潮」のしぶきのイメージで表現し、躍進する郷土の明日のために考案されたという。
初日は御神水奉納や潮太鼓の打演が行われる開祭式に先立ち、祭りの始まりを市内に触れ回る(知らせる)「潮ふれこみ」が行われ、市民らが市内を踊り歩く。
会場には120店以上が出店し、メインイベントの一つ「潮ねりこみ」では88の梯(てい)団が市内を踊り歩く。「道新納涼花火大会」(26日・28日)や「神輿(みこし)パレード」(28日)、「潮市民レガッタ」(28日、築港ベイエリア)などのほか、メインステージでは、さまざまなイベントを企画。潮ねりこみに申し込み不要で参加できる「とびいりDE踊り隊」など参加型のイベントまで、さまざまなイベントを用意する。
開催時間は、26日=17時~22時、27日=10時~22時30分、28日=10時~22時。入場無料。