小樽市内で2月17日、福祉除雪ボランティアが行われた。同事業は小樽市社会福祉協議会(TEL 0134-23-7847)による「除雪福祉サービス事業」の一環。
冬期間、除排雪が困難な高齢者などの世帯に対して、緊急時などの除排雪を実施して事故を未然に防ぎ、市民の日常生活の安全を確保することを目的とする同事業。
小樽市に拠点を置く西條産業(小樽市有幌町)は社員30人が参加。潮見台や最上、真栄の3地区5カ所の除排雪を行った。同協議会からの依頼により、2012年から協力している。
同社の吉田幹さんは、「積雪量にかかわらず、お年寄りには対処できないこの時期の除雪。微力ながらも地元企業として、また一個人としても地域貢献や困っているお年寄りのために活動できたことはうれしい」と話した。