複合商業施設「ウイングベイ小樽」(小樽市築港)5番街1階ネイチャーチャンバー前広場で3月31日、「ウイークエンドパフォーマーショー・ピエロのぐっち」が開かれた。
用意された80席は埋め尽くされ、2階の立ち見席も盛況となった
ピエロのぐっちさんは、パントマイムやバルーン(風船芸)などのクラウン(道化)を得意とするパフォーマー。札幌を中心として道内外のステージで活躍している。
コミカルなBGMに乗せてステージに登場したピエロのぐっちさんは、パントマイムで「壁」「ロープ」などを表現し会場を沸かせた。ステージ上に用意された箱からさまざまな色と形の風船を取り出すと、おどけたしぐさで動物や植物に作り替え、会場にいる子どもたちに手渡す。パフォーマンス中に子どもたちをステージに上げたり会場内をうろうろしたりしながら、観客たちにいたずらをして笑いを取った。パフォーマンスの最後にはアンコールも起こり、ピエロのぐっちさんが次々と作り出した風船のアニメキャラクターに子どもたちは大喜びした。
小樽市内から両親と一緒に観覧に来た女児は「最初、ピエロは怖いと思ったが、風船のお花をくれたので好きになった。とてもドジなピエロだけど面白かった」と話していた。