市立小樽美術館(小樽市色内1)で11月19日、「第2回小樽市デイサービス合同作品展示会」が始まった。
小樽市デイサービスセンター協議会が主催する同展示会は、市内のデイサービスで制作された作品を通して、より多くの人々にデイサービスを知ってもらうことを目的に開催。デイサービス利用者やその家族が同美術館に来館し作品を鑑賞することで、利用者同士の交流を促すことも目的とする。
期間中に、同館でイベントの開催も予定。21日は、入場者自らが制作に参加し、デイサービスで制作された作品が進呈される「手形アート&抽選会」(11時~16時)。22日は、同イベント会場でのFMおたるによる公開放送(12時~14時)が行われ、西陵中学校と末広中学校の学生らによる合唱などが披露される。
同協議会は、小樽市内のデイサービスの資質の向上と連携、情報共有を目的に2007年に発足。8施設から始まり、現在は市内33施設が加入する。主な活動内容は、年5回の研修と年1回の職員交流会と事例検討会を実施。今年度より、FMおたるの協力により、毎週月曜日に「デイサービスネット」として、福祉の情報を発信している。
同協議会会長・西川浩司さんは、「今後も、小樽市デイサービスセンター連絡協議会は、さまざまな活動を通して小樽市内のデイサービスセンターの資質の向上や各施設間の交流を促進し、利用者や家族、働いている職員にとって価値のある会であるように運営していきたい」と話している。
開催時間は10時~16時30分。入場無料。22日まで。