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小樽で「アームレスリング大会」-熱戦観戦に立ち見客も

男子一般80キロ超級 決勝戦の様子

男子一般80キロ超級 決勝戦の様子

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 複合商業施設「ウイングベイ小樽」(小樽市築港)5番街1階ネイチャーチャンバー前広場で3月17日、「ガッチリアームレスリング大会DO-1(どうわん)グランプリ2013」が開催された。

男子一般80キロ超級 表彰式の様子

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 主催は札幌アームレスリング連盟で、「DO-1」は「北海『道』でナンバー『ワン』」を意味する。アームレスリングとは専用の競技台で、世界共通の厳格なルールのもとで行われる腕相撲に似た競技。1977(昭和52)年に「日本アームレスリング連盟(JAWA)」が発足し、「世界アームレスリング連盟(WAF)」の国際競技規定を参考に日本国内で公式ルールが整備された。同団体は世界選手権大会の予選として国内大会運営のみならず、障がい者の車いす競技としての普及にも取り組んでいる。

 観戦用に用意された80席が埋め尽くされ立ち見客が出た同大会は、小学生の部、男子ビギナーの部、女子ビギナーの部、男子一般の部から、さらに体重や年齢、左右腕で分けられた10階級で競われた。競技方法はJAWAルールに従い、一度だけ敗者復活の機会が与えられるダブルイルミネーション方式が採用された。

 道内各地から集まった選手たちは、勝負の決着がつくと握手をしながら互いをたたえ合い、スポーツマンシップを発揮した。各階級とも上位3人に表彰状とメダルが授与され、会場からは拍手や歓声が送られた。

 北海道アームレスリング連盟の永田康博さんは「北海道の競技レベル向上とアームレスリングの普及に今後とも努めていきたい」と総評した。

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