小樽天狗山(小樽市最上2)で8月30日・31日、「第13回おたる天狗山夜景の日」(30日)と「第33回おたる天狗山まつり」(31日)が開催される。
小樽市制施行80周年を記念し、2002年に観光客や市民が夜景を楽しむ日として制定された「おたる天狗山夜景の日」と、山頂に位置する天狗山神社の例大祭を執り行う「おたる天狗山まつり」が開催される。飲食ブースやステージイベントのほか、「めざせ!小樽マイスター!○×クイズ大会」や薪(まき)バス「まき太郎」展示試乗会、ロープウエーガラポン抽選会などの参加イベントも行う。
小樽の市街地から見える天狗山の標高は532.5メートル。その頂上から見える夜景は、函館山、藻岩山と並び、北海道三大夜景と称される。天狗山という名前の由来も諸説あり、てんぐが住んでいるといわれたという説、山や岩の形状がてんぐに似ているという説、東北・日本海側から移住してきた人たちが故郷の天狗山を思って名付けたという説などがある。スキー発祥の地としても知られるが、資料館や吹きガラス工房などスキー場以外の施設も充実し、スキーをしながら小樽の海を一望でき、夜は夜景を楽しむことができるなど、今後はスキー選手を輩出するだけでなく観光資源としても期待される。
開催時間は、30日=14時~21時、31日=10時~17時。