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小樽潮陵、堅守と緻密な攻撃で魅せるも甲子園に一歩及ばず

円山球場での決勝の様子

円山球場での決勝の様子

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 第96回全国高校野球選手権南北海道大会決勝まで勝ち進んだ小樽潮陵高(小樽市潮見台2)は7月23日、東海大四高(札幌市南区)と甲子園出場を懸けた試合に臨むも、1点差で敗れた。

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 札幌市円山球場(札幌市中央区)で行われた同試合は両チームのエースが投げ合う息詰まる投手戦となり、序盤に1点を取った東海大四が接戦を制した。潮陵にとっては甲子園初出場を懸けた一戦。同校の在校生やOB・OGがスタンドを埋め尽くした。試合は、1点を失った後も、潮陵のエース原田は追加点を許さず力投。打線はランナーを塁に出すものの、緩急がさえ渡った強豪東海大四のエース西嶋から1点を奪えず、潮陵0-1東海大四で試合終了を迎えた。

 同校は、1902(明治35)年に開校した北海道庁立小樽中学校を前身とする公立(道立)高校。自由な校風が特徴で、政財界をはじめ、文学・芸能・スポーツ分野で活躍する多数の卒業生を輩出している。野球部の創部は、旧制小樽中時代にさかのぼり、第二次世界大戦前後の動乱期に、早稲田大学野球部の選手、マネジャー、監督として、東京六大学野球リーグを支え、没後に野球殿堂入りを果たした相田暢一(1921-2012)を輩出している。

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