まや幼稚園(小樽市緑1、TEL 0134-32-5449)で6月14日、異年齢グループを核に環境や自然を大切にする心を育てる「まやプレイグループ」が開催された。
天候の関係で「パラシュート遊び」から「迷路遊び」に変更されて行われた同行事。同園に通園する3学年の園児と園外の同学年の児童、小学校1年生の児童ら、4学年にわたる児童が参加した。同園の教諭による説明が終わると、児童らは試行錯誤しながらビニールテープや新聞紙で迷路を作った。2部屋それぞれに迷路を作り上げると、児童らは迷路の各ポイントでスタンプを集めるスタンプラリーを楽しみ、スタンプを押す係も児童らが順番で担当した。
「本来であれば地域に学年を越えた異年齢集団があり、その中で遊びを通じてさまざまなことを学ぶのが理想」と話すのは同園園長・野村定弘さん。「昔の子どもたちは自分たちで遊ぶ時間を約束し、遊びを考え、五感をフル活用して楽しんだ。ケンカをしてしまっても、またお互いに歩み寄ったり、仲間の誰かが仲直りさせてくれたりと、社会性や思いやりの心も遊びの中で身につけることができた。さすがにケンカは容認できないが、このような場を通じ、子どもたちにさまざまな経験をしてほしい」とも。
同行事は年間10回開催。問い合わせは同園まで。