2月21日に開かれた「北海道加工食品コンクール」で、「梅酒 小樽美人」が最高賞の「北海道知事賞」を受賞した。
北海道食品産業協議会(札幌市中央区)が主催し、主に道内資源を材料として、おおむね5年以内に開発された商品を審査対象とする同コンクール。21回目となった今年は、31社50商品が出品された。同商品が受賞した北海道知事賞をはじめ、それぞれ1品ずつが札幌市長賞、同協議会会長賞を受賞。5品が奨励賞を受賞した。
同商品は、小樽商工会議所未利用果実プロジェクトが開発し、製造は田中酒造(小樽市色内3)が担当。流通が確立していなかった余市町産・仁木町産の梅を100%使用し、商品企画からパッケージデザインまで女性メンバーが中心となって取り組んだ。女性の視点から美容・美肌を意識し、ヒアルロン酸、コラーゲン、ビタミンCを添加しているほか、アンチエイジングに効果があると言われている北海道産のアロニア果汁を配合しているのが特徴。
現在は姉妹品として、「プルーン酒 小樽美人」「ブルーベリー酒 小樽美人」「もものお酒 小樽美人」「アロニア酒 小樽美人」も展開している(アロニア酒のみ3月下旬販売開始予定)。販売価格は各1,500円(税別)。