日本政府観光局(JNTO)は1月31日、「小樽国際インフォメーションセンター(運河プラザ観光案内所)」(小樽市色内2)を観光庁が定めた「外国人観光案内所の設置・運営のあり方指針」に基づき実施する「外国人観光案内所」に認定した。
「英語で対応可能なスタッフが駐在し、何らかの方法で英語以外の言語にも対応することなどが可能」なカテゴリー2に認定された同案内所。英語・中国語・韓国語に対応可能なスタッフを配置し、外国人観光客の満足度向上を図る。
小樽市の発表によると、同市を訪れる外国人観光客数は東日本大震災以前の状況ほどには回復していないという。香港や韓国など東アジアからの観光客数の増加は近年、頭打ちの状況にあり、今回の認定が外国人観光客数増加につながることが期待されている。
同案内所では車いすやベビーカーの無料貸し出しを行うほか、後志エリアのパンフレットや外国語版観光マップ・パンフレットなども取りそろえ、外国人だけでなく国内観光客の利用も呼び掛けている。