小樽市民センター・マリンホール(小樽市色内2)で1月12日・13日、「ゆらぎの里ヴィオラマスタークラス10周年記念コンサート」が開催される。
10周年を迎えた「ヴィオラマスタークラス」により2日間にわたって開かれる同コンサート。12日は、ピアソラとバッハの楽曲を交互にプログラムした構成。バンドネオン奏者の三浦一馬さんをゲストに迎えタンゴの魅力を伝える。13日は、弦楽四重奏をバックにバイオリンとビオラが響き合う、モーツアルトの協奏曲など、ビオラソナタと新しいアレンジによるアンサンブルでクラシックの名曲を演奏。最後は、ビバルディーの「四季-冬」で祝祭のフィナーレを飾る。
「これまでの私たちの演奏会を毎年聴いてくださったお客さまに感謝。ビオラはオーケストラでも室内楽でも内声部を担当するちょっと地味な楽器だが、今回の10周年記念コンサートではそんなイメージを一蹴するような、華やかで躍動感あふれる楽しい音楽をめいっぱいプログラムに詰め込んだ」と同実行委員会の高野るみさん。「この演奏会のために新たに編曲された楽曲も用意した。今井信子さんを中心につくり上げる、小樽の『ヴィオラマスタークラス』ならではのアンサンブルにご期待ください」とも。
両日とも15時30分開場、16時開演。前売り券は、大人=2,500円(当日3,000円)、高校生以下=500円。会場ロビーでは手作り雑貨やアクセサリーなどの展示販売会「アートクラフト・ブーケ」(入場無料)も開催。