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小樽などの飲食店10店で「コトリアード」フェア-仏郷土料理を地元食材で調理

ニシンが入った「マンジャーレ」の「コトリアード」

ニシンが入った「マンジャーレ」の「コトリアード」

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 小樽などの飲食店で現在、「しりべしコトリアードフェア」が開催されている。「しりべし」とは小樽と19の町村から成る行政区分の名称で「後志」と書く。

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 参加店が後志の食材を生かしたオリジナルの「しりべしコトリアード」を提供する同イベント。「しりべしコトリアード研究会」が企画した。「コトリアード」とは旬の食材を凝縮した魚介のスープで、後志同様に魚介類・野菜・果物・乳製品など食材の宝庫である仏ブルターニュ地方の郷土料理。魚のだし汁をベースにミルクやクリームで仕立てるのが特徴。

 「しりべしコトリアード」は、後志のレストランシェフ有志が中心となって開発した新たなご当地メニュー。本家「コトリアード」をベースに地元後志の魚介類、野菜、果物、乳製品、ワインなど「地元食材を使った食べるスープ」のレストラン料理、またはランチボックスの総称(乳製品のみ後志産以外の北海道産でも可)。そのほか、だし汁の作り方やスープの仕上げ方、添えられるビネグレットソースのレシピなどにルールを設け、同メニューの定着と知名度向上を目指す。

 参加店の一つ「マンジャーレ」(小樽市色内2)では、地元で旬のニシンを使った「しりべしコトリアード」を提供している。

 フェアは2月17日まで。

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