複合商業施設「ウイングベイ小樽」(小樽市築港)5番街1階ネイチャーチャンバー前広場で2月9日~2月11日、道内の食品会社16社が出展し「北海道産直冬マルシェ」が開催された。主催は北海道直加工生産者協議会。
ゴボウパウンドケーキの試食を勧める小野昭人「菓子処 まる笑」社長
北海道の加工食品を試食して個性豊かな道産食品を小樽市民に知ってもらうのが目的の同イベント。アジアからの観光客にも楽しんでもらえるように、開催時期も旧正月に合わせたという。手軽な価格の商品を並べ、試食しながら小樽では珍しい商品を買い求める人々の姿が見られた。
参加店の「風化くだもの工房」(札幌市手稲区)は道産の果物のみを使った酢を販売。リンゴ、ブドウ、メロンなどを使った酢を10種類以上用意し、水で5倍ほど希釈して来場客に試飲を勧めた。「菓子処 まる笑(まるわらい)」(札幌市西区)は道産の小麦粉のみを使ったシフォンケーキやパウンドケーキを販売。パウンドケーキはイチゴ、ニンジン、ゴボウの3種類で、試食を勧めるスタッフの声に多くの来場客が足を止めた。
併せて、フリーマーケットも催され、見本市終了時間の17時まで会場は多くの人でにぎわった。