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小樽で廃線を利用した地域イベント「レールカーニバル」-旧手宮線が地域と人を結ぶ

「レールチャリで走ろう」実走風景

「レールチャリで走ろう」実走風景

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 小樽・旧手宮線跡北端部(小樽市手宮1、小樽市総合博物館本館手宮口付近)で9月14日、廃線となった線路を活用するする地域イベント「レールカーニバルin手宮」が開幕した。

赤井川村のカルデラ野菜バザー

 「地域とつなぎ 心を結ぶ」をテーマに開催される同イベントは、線路の上を自転車で走る「レールチャリで走ろう」や赤井川村で収穫されたカルデラ野菜のバザー、カフェ、野外アート展、日替わりパフォーマンスなどによって構成。主催は北海道鉄道文化保存会(TEL 0134-61-7777)。昨年、幌内鉄道全線開通130年を記念し、同地で線路上に人力トロッコを走らせるイベントを開催。地域と歴史に根差した企画と好評を得たことから、その運動を一過性のもので終わらせないようにと、同イベントが企画されたという。

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 「この線路は、石炭などの物資運搬を通じて北海道開発に多大なる功績を残した。エネルギー政策の転換などにより廃線となり、その歴史が忘れられようとしているなかで、その線路を鉄道遺産として活用して、街づくりに生かしたい」と話すのは、同会理事長の飯田勝幸さん。「かつての鉄道が人々を結びつけたように、今後もこのイベントが、人と人を結びつけることに貢献していければ」とも。

 「レールチャリで走ろう」に参加した札幌在住の村上裕也さんは「鉄道好きの子どもが乗りたいとのことなので乗ってみた。線路の上で自転車をこぐのは初めての体験だったが、予想以上に子どもが喜んでくれて、家族サービスになった」と話していた。

 開催期間は9月14日~16日、21日~23日。開催時間は10時~17時まで(日曜のみ20時まで)。入場無料。問い合わせは同会まで。