小樽市教育委員会（小樽市花園5）・教科書センターで現在、「通知表展示会」が開催されている。市内小中学校の通知表や学校だよりを展示する。

市内で実際に使用されている教科書も閲覧できる

　市内の小学校24校、中学校14校、計38校の通知表と学校だよりを一堂に閲覧できる同展。毎年夏に開催し、各校の通知表の違いなどを比較することで、各校の通知表をより良いものにしていくことを目的としている。

　各校で使用されている通知表は、各校独自の評価項目やデザイン、名前が採用されており、生徒の学習到達度などをより分かりやすく正確に保護者に伝えられるように工夫されている。中学校では通知表という名称で統一されているが、小学校では、「あゆみ」のほか、手宮西小学校の「てにし」や花園小学校の「花園の子」など、各校の独自性が見られる。24校中15校で採用されている「あゆみ」という名称の由来については、分かっていないという。

　同委員会教育部指導室は「来場者の多くは教育関係者や保護者などだが、同市の教育への取り組みを理解していく上でも、ぜひ地域のさまざまな方々に訪れていただきたい」としている。

　開催時間は9時～17時。土曜・日曜休館。入場無料。8月15日まで。