「おたる潮（うしお）まつり」が7月26日、開幕した。28日までの3日間、小樽港第3号ふ頭基部など市内中心部で開催される。

「2013ミスおたる」らが練り歩いた「潮ふれこみ」

　街ぐるみで市民が一体となって楽しめ、小樽の特異性を生かし、長期的な発展を期することができる行事として始められた同祭。今年で47回目となり、名実ともに同市最大のイベントとなっている。同祭のタイトルとなっている「潮」は、海に育ち、海に生きる同市民の燃えるような意気と気概を「潮」のしぶきのイメージで表現し、躍進する郷土の明日のために考案された名称だという。

　初日は御神水の奉納や潮太鼓の打演が行われる開祭式に先立ち、同祭の始まりを市内に触れ回る（知らせる）「潮ふれこみ」が行われ、市民らが市内を踊り歩いた。

　会場には120店以上が出店し、メーンイベントの一つ「潮ねりこみ」には80団以上の梯（てい）団が参加する。初日と3日目に開催される「道新納涼花火大会」や「第3回おたる潮まつりで石原裕次郎を唄う」予選会、初日と2日目に開催される小樽のご当地キャラ「おたる運がっぱ」も登場する「ゆるキャラ大集合PRタイム」などのイベントから、潮ねりこみに申し込み不要で参加できる「とびいりDE踊り隊」など参加型のイベントまで、さまざまなイベントが用意されている。

　開催時間は、1日目＝17時～22時、2日目＝10時～22時30分、3日目＝10時～22時。入場無料。イベントスケジュールなどはホームページで確認できる。