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小樽「とよかわ喫茶和み」が4年目に-地域のお年寄り集まり笑顔で地域活性化

三味線に合わせ一緒に歌って楽しんでいる様子

三味線に合わせ一緒に歌って楽しんでいる様子

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 小樽・豊川会館(小樽市豊川町)で6月15日、「とよかわ喫茶和(なご)み」が開催された。

江戸芸グループ「かっぽれ」による踊り

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 毎月第3土曜に同会館で開催される同行事は、豊川町内会女性部の発案によるもので、今回で4年目に突入した。豊川町に限らず、近隣のお年寄りが気軽に外に出掛け、皆で楽しめるようにと企画。100円の入場料で、お茶などの飲み物とお菓子が提供され、カラオケや参加型のゲーム、出し物を楽しむことができる。2010年6月に4人のボランティアスタッフと20人の参加者で始まった同行事も、現在は12人のボランティアスタッフと平均で40人前後の参加者で開催されている。

 37回目の開催となった同日は、スタッフと参加者合わせて約60人が参加。お茶やカラオケのほかに、江戸芸グループ「かっぽれ」が踊りや端唄(はうた)と呼ばれる日本人の生活や心情を三味線にのせて歌う江戸のはやり唄を披露。参加者たちは、一緒に歌ったり、拍子を取ったりして楽しんだ。

 「お年寄りの一人暮らしが多い地域なので、そのような人たちが集まる場所にしたかった」とは、同町内会女性部部長。「一度も休むことなく、第3土曜日に開催してこられたのは、参加してくださるお年寄りの方々の笑顔のおかげ。私たちスタッフが癒やされていることが多い。3周年を経て4年目を迎えたが、これからも参加者とスタッフがともに楽しんでいける行事であり続けたい」とも。

 次回開催は7月20日。開催時間は12時30分~15時30分。

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