小樽市総合博物館(小樽市手宮1)で1月12日、「第12回 青少年のための科学の祭典 小樽大会」が開催され、市内の小学生などが実験や工作に熱心に取り組んだ。
日本科学技術振興財団が主催する同イベントは、「科学的思考を身につけた真に創造性豊かな人材を育成すること」を目的に、理科や数学、科学技術などの分野の実験や工作を一堂に集めて来場者に楽しんでもらうイベント。選別前のちりめんじゃこに混じった他の生物を探し出して観察する「チリメンモンスター」や、工作しながら分子の成り立ちを学ぶ「発泡スチロール球で分子模型を作ろう」など、会場では27のブースやワークショッを展開。訪れた子どもたちは、インストラクターの説明やアドバイスを受けながら実験や工作を楽しんだ。
同日、「中高生の科学部活動振興プログラム 北海道地域成果発表会」も同時開催され、道内の中学生・高校生の科学部員が日頃の活動の成果を、パネルや模型を使って来場者に説明し、来場者からの熱心な質問に答える学生の姿も見られた。