花園銀座商店街(小樽市花園1)の特設ステージで5月23日、「第9回おたる春祭り」開祭式が行われた。
前年度まで、「おたる桜祭り」として開催されていた同イベント。今年は「つながり」をテーマに、同日から3日間にわたり、縁日やカラオケ大会、街コンなど参加型イベントのほか、YOSAKOIソーランパレードなどを行う。例年、開催時期には桜が散っていることから、今年から「春祭り」に名称を変更したが、今年は例年よりも春の訪れが遅く、桜が咲く中での開催となった。
同式に先立ち、小樽商科大学応援団のデモンストレーションが行われると、買い物客なども足を止め、会場には人だかりができた。同セレモニーでは、同実行委員会実行委員長の中村全博さんが開会のあいさつに立ち、同イベントを通じた市内の商店街活性化に向けた意気込みと同セレモニー参加者などへの感謝の意を伝えた。同イベントの関係者や来賓が登壇すると、中松義治市長が祝辞を述べ、イベント成功への願いと関係者へのねぎらい、小樽商科大生の積極的な取り組みなどについて言及した。
小樽商科大YOSAKOIソーランチーム「翔楽舞(しょうがくぶ)」による演舞と同大アカペラサークル「AIRS」によるライブが行われ、見物客を楽しませた。
開催期間は25日まで。問い合わせは、同実行委員会(おたる政寿司内、TEL 0134-25-5291)まで。