真冬日が続く1月10日、小樽運河が氷に覆われ、観光客や市民が見学に訪れた。最も氷結していた場所は浅草橋付近で、最北端に位置する北運河付近でも氷結が観測された。
この時期は雪がほとんど降らない台湾や香港からの観光客が多く、凍る小樽運河を背景に何枚も写真を撮っている光景が多く見られた。例年よりも寒く積雪量が多い今季の冬に凍える市民も、目の前に広がる美しい景色にしばし足を止めていた。
この日の小樽は最高気温が氷点下5.7℃、最低気温が同9.1℃と寒さの厳しい一日となったが、めったに見られない光景に市民も観光客も小樽の冬を楽しんだようだ。