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小樽で歴史的建造物再利用コンテスト 魅力や活用例を発信

歴史的建造物が多く残る小樽の街並み

歴史的建造物が多く残る小樽の街並み

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 運河プラザ(小樽市色内2)3番庫で9月13日、「小樽歴史的建造物再利用コンテスト」が開催される。主催は、小樽民家再生プロジェクト。

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 市内で店舗などに再利用されている歴史的建造物80軒をパネルで紹介する同展。これらの建造物を通じ、市民らに同市の魅力をより深く理解し、発信していけるよう促すのが目的。会場では、来場者が気に入った建造物を選び投票する。投票はホームページからも参加できる

 日本建築学会北海道支部の行った調査によると、1992年当時、小樽市内にあった歴史的建造物は2357棟。現在その数は1000軒前後になっているという。同プロジェクトの調査によると、現在再利用されている建造物は個人住宅を除き約200棟。建物自体の美しさが来館動機になっていると考えられるものは、このうち約100棟という。

 同プロジェクトではパネル展示を通じ、「再利用に伴う知恵や技術、デザインや見せ場などをしっかり考え、それぞれのビジネスに可能な限り最適な活用をしているという事実を伝えるようにしたい」と工夫を凝らす。

 当日は、ステンドグラス製作体験(10時~・13時~各90分、料金=1,500円、小学校6年生以上、予約制)、札幌軟石展示会、古い民家に関する無料相談会を同時開催する。

 開催時間は、10時~17時。入場無料。12日17時まで。

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