おたる自然の村(小樽市天狗山1)で6月27日・28日、「廃材エコランドinおたる」が開催される。
「廃材」をテーマに、子どもたちに物の大切さと自然や木と触れ合うことの楽しさを伝えることを目的に開催される同イベント。20日・21日にはプレイベントが行われ、内部を上ることができる全長8メートルの「廃材ツリー」や、金づちやのこぎりを使って廃材で作品を作る「木工フリースペース」、廃材を使ったアトラクションが楽しめる「子ども広場」、「電動工具展示体験コーナー」「食ブース」などのイベントが企画され、家族連れなどが楽しむ姿が見られた。
27日・28日は、「ショベルカー展示」や「ウォークラリー」「トルティーヤピザを作ろう」などのイベントも併せて開催される予定。
「解体工事などで発生する廃材を再利用することで、参加していただいた方々に、自然や木に対して何かを感じていただきたい」と話すのは、同実行委員長の三國順也さん。「私たちが子どものころは、何もない空き地や裏山に使わなくなったものや簡単に加工したものなどを持ち寄って秘密基地など作って遊んだもの。そんなわくわくするような遊びを、このイベントを通じ、少しでも今の子どもたちにも体験させてあげることができれば」とも。
開催時間は10時~17時。入場無料。