小樽市総合博物館運河館(小樽市色内2)第1展示室で現在、「小さな企画展 小樽の水道100年」が開催されている。
市民への水道供給の様子を中心に同市の近代水道100年の歴史を紹介する同展。1914(大正3)年、勝納川のほぼ中間付近に完成した奥沢水源地の歴史をさかのぼり、「階段式溢流路」で知られる同水源地により発展した近代的水道設備の変遷(へんせん)を、大正初期の水道管埋設工事の様子を伝える写真や排水管路平面図などの貴重資料・文献で振り返る。
開館時間は9時30分~17時。入館料は、大人=300円、小人(中学生以下)無料ほか。10月3日まで。