小樽市総合博物館運河館(小樽市色内2)第1展示室で6月7日、「小さな企画展 '84小樽博-30年前の夏の思い出-」が始まった。
30年前に開催された「‘84小樽博覧会」のにぎわいを、当時使用された資料などを展示しながら振り返る同展。開催予告のポスターや当時の様子を伝える写真のほか、パンフレットや入場券、エプロンやタバコなど同博覧会で販売されていた記念品なども展示する。
同市で26年ぶりに開催された同博覧会は、1984(昭和59)年の夏に開催された。メーン会場は、その前年に完成した勝納(かつない)ふ頭が使用され、世界的な工業デザイナーのルイジ・コラーニ氏がデザインした「貝型シアター」のほか、観覧車やスタンディングコースターを設けたプレーランド、テーマごとに分かれたさまざまなパビリオンが設けられた。サブ会場に当たる色内ふ頭(ピアIRONAI)と合わせて、6月10日~8月26日の78日間で延べ170万人が来場したという。
開館時間は9時30分~17時。入館料は、大人=300円、小人(中学生以下)=無料ほか。8月1日まで。