小樽経済センター(小樽市稲穂2)で3月26日、小樽発明協会主催の特別講演会「宇宙エレベーター」が開催される。講師は大林組(東京都港区)エンジニアリング本部上級主席技師・石川洋二さん。
「宇宙が身近になる未来の技術」をテーマに開催される同講演。市内の児童や学生らにものづくりの素晴らしさや将来の夢・希望を持ってもらうきっかけとなることを目的に企画した。担当者は「市内の小中学生はもちろん、市民の方々にも参加いただきたい」と呼び掛ける。
同協会は、新聞記者・清水良之輔の呼び掛けで1922(大正11)年に小樽発明研究会として発足。以来、特許専門弁理士がいない北海道において、自らの手で出願請求を行うための研究機関として、特許制度の研究を中心として活動。現在は、小樽商工会議所内に拠点を置き、産業財産権制度の普及や特許情報の活用支援、ものづくりを通じた児童らの創造性の涵養(かんよう)などの事業を行っている。
講演時間は13時30分~。入場無料。