オエノングループ・北の誉酒造(小樽市奥沢1)が10月17日、数量限定販売で「にごり酒 親玉」シリーズより「にごり酒 親玉 ストロング」の全国販売を開始した。
「にごり酒 親玉 ストロング」は、米の風味とうま味を生かした濃醇(のうじゅん)甘口のにごり酒。アルコール度数が18.5パーセントと高めで飲み応えがあり、「トロトロの舌触り」が特長。酒類の仕込み時に使用する原料が発酵状態になった「もろみ」を豊富に含んだ「濃厚な味わい」は、冷やしてそのままはもちろん、ロックやソーダ割りなどでも楽しめるという。
「にごり酒 親玉」は、濃厚なうま味とすっきりとした後味で、発売以来30年以上にわたり北海道を中心とした人気商品となっている。同商品の発売により、さらなるファン獲得を目指すと同社担当者は意気込みを見せる。
北の誉酒造は、野口吉次郎氏が創業。丸ヨ石橋商店でしょうゆ醸造をしていた野口氏は、独立して丸ヨ野口商店を1890(明治23)に開設した。その後、新規事業として地酒醸造に着手し、創業から11年後の1901(明治34)年、最初の酒を醸造することに成功し、その年を同社の創業年と定め、以来、小樽に工場を置き、同地の自然水を使った酒造りは、地元のみならず全国的にも定評がある。現在は、清酒だけでなく、乙類焼酎の製造販売も行っている。
参考小売価格は1,800mlが2,000円、720mlが1,000円。