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小樽・薬剤師キャッチフレーズ考案企画、市内の高校生と大学生が受賞

左から双葉高校・田中憲夫校長、當宮沙映さん、武田伸太郎さん、小樽薬剤師会・桂正俊会長

左から双葉高校・田中憲夫校長、當宮沙映さん、武田伸太郎さん、小樽薬剤師会・桂正俊会長

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 小樽・双葉高校(小樽市住ノ江1)で10月10日、キャッチフレーズ考案による地域連携・貢献企画「薬剤師をもっと身近に!!」最優秀賞&優秀賞受賞の授与式が行われた。

最優秀賞を獲得した當宮沙映さん

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 同企画は、小樽薬剤師会とFMおたるが連携し地域貢献を目指すもの。高校生が薬剤師という仕事を知ることで社会貢献について考え、さらに一般の職業の社会的意義について考えるきっかけを得る一方、薬剤師は、薬剤師や薬局の役割を小樽市民へ周知し親近感を持ってもらうために、講義した高校生にキャッチフレーズを考案してもらうというもの。

 今年5月に同企画の一環として講義を受けた同校の学生と市内の大学生らが応募した。応募作品は同会の理事25人による点数制で採点され、3作品が同点になり、同会理事会での決選投票を経て最優秀賞1点、優秀賞2点が決定した。

 「いつもちかくに、安心のかかりつけ薬局」で最優秀賞を獲得した同校2年の當宮沙映さんは「薬剤師さんの講義に感銘を受けたので、すぐにキャッチコピーを作ることができた。このような賞を頂き、驚きと同時に大変うれしい」と話した。「薬の主治医みつけましょう」で優秀賞を獲得した同校1年の武田伸太郎さんは「選ばれるとは思っていなかったので驚いた。耳に残りやすく、短く伝わりやすい言葉を意識してキャッチコピーを作った」と話した。

 「本当に素晴らしいキャッチコピーを作っていただいて、薬剤師会として襟を正さなければいけないという気持ち」と話すのは、同会会長・桂正俊さん。「受賞作品以外の全て作品に目を通したが、甲乙つけがたい作品ばかりだった。この事業を通じて、薬局・薬剤師を身近に感じていただければ」とも。

 優秀賞はほかに「あした薬局にいこう」(小樽商大2年大野匠太さん)。同薬剤師会は、同企画を学会でも発表する予定。

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