見る・遊ぶ

小樽で「アジア友好ゴルフ大会」-後志のスポーツツーリズム活性化へ

参加者のプレーの様子

参加者のプレーの様子

  • 0

  •  

 小樽・チサンカントリークラブ銭函(小樽市星野町)で9月6日、「北海道スポーツツアリズム・アジア友好ゴルフ大会2013」が開催された。

タイの参加者の記念撮影

[広告]

 主催の小樽・北後志広域インバウンド推進協議会は、同市のほか余市町、積丹町、古平町、仁木町、赤井川村の5町村で構成。同大会は、誘客数の増加傾向が著しいタイと今後も誘客数の拡大が見込まれる中国のゴルフ関係者や経営者、さらに台湾の経営者など約70人を招き、「北海道スポーツツーリズム」事業の一環として開催。

 大会は、同市の中松義治市長による始球式で開会。参加者は同コースの景色を楽しみながら、18ホールをプレーした後、同クラブのプロショップでゴルフクラブやウエアなどの買い物も楽しんだ。表彰式は「おたる政寿司 本店」(花園1)で行われ、参加者は目の前で握られたすしを食べるだけでなく、参加者向けの握り体験も満喫した。

 現在、スポーツへの参加や観戦をきっかけに日本国内への旅行を推進するスポーツツーリズムが注目される中、北海道では約180カ所のゴルフ場が存在する強みを観光資源として生かす取り組みが活性化している。同市は昨年、日中国交正常化40周年に合わせて、東アジア圏でも特に中国の富裕層クラスの誘客促進事業の一つとして、「日中国交正常化40周年記念 北海道スポーツツーリズム 日中友好北海道ゴルフ大会2012」が開催されている。

 中松市長は「小樽は四季を通じて多くのスポーツを体験できる環境と多くの観光資源に恵まれた街。近隣には、仁木町や積丹町などの観光地もあり、小樽や後志地域は何度来ても楽しめる場所。今後もこの北海道の豊富な観光資源を生かして、中国、台湾、タイと日本の発展と友好を願う」と話している。

 チサンカントリークラブ銭凾支配人の林さんは「当大会を通じて、日本を代表するゴルフリゾート地である北海道の魅力を、中国を中心とする東アジア圏の訪日ゴルファーに体験していただく場になれば」と話している。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース