小樽商大応援団、小樽で北大と対面式-伝統の対決に市民も熱狂

99代団長はじめ、小樽商科大学応援団

99代団長はじめ、小樽商科大学応援団

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 小樽・花園グリーンロード(小樽市花園3)で6月23日、小樽商科大学(商大)と北海道大学(北大)応援団による対面式が行われた。

対面式に向かう北大応援団

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 商大応援団は同日11時40分に商大正門を出発し商大通りを下った。小樽駅を経て花園グリーンロードに到着し、北大の応援団の到着を待った。北大応援団が到着し対面式の開始時間が迫ると、会場に集まった両大の学生や卒業生らによる恒例のやじが飛び交い、うまいやじには拍手が起こった。

 対面式は両大による校歌とエールに始まり、舞型披露、北大団長による挑戦状、商大団長による応戦状と続いた。恒例となる競技は、「小樽あんかけ焼そば親衛隊」の協力による「あんかけ焼そば早食い対決」と綱引きが行われた。最後には、両大の寮歌に合わせ団旗を振り上げる団旗エールが行われ、式が締めくくられた。

 両大応援団の歴史は古く、1911(明治44)年に行われた商大の前身となる小樽商業高等学校と北大の前身となる東北帝大農科大学予科の野球部の試合における両校の応援が始まりといわれる。対面式は、戦争の激化によって中止されていた定期戦が戦後に再開された際、両校の応援団によって始められ、以来、原則的に小樽・札幌交互に開催されている。現在は両大の関係者だけでなく、小樽・札幌両市民も盛り上がる夏の風物詩となっている。

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