リヤカーで日本一周の旅をするマサーヤンこと、志水まさゆきさんが6月18日、小樽に到着し小樽駅で路上ライブを行った。
関東を拠点に活動するインディーズミュージシャン志水さんは、オリジナルソングの「希望の唄」を携えリヤカーを引きながら全国を歩いて旅をしている。志水さん自らが「リヤカーハウス」と命名したリヤカーの上にはソーラーパネル設置し電気を賄っている。
志水さんは4月15日に千葉県鴨川市を出発し、東京・日本橋から国道4号線を通って福島、宮城、岩手、途中、被災地にも立ち寄り、6月5日には北海道函館市に到着。約3カ月かけて北海道を一周する予定。北海道の後は東北の日本海側を南下し鹿児島県を目指すという。旅の最後には1万人ライブを行い、1万人の人と「希望の唄」を大合唱することを目指している。
「震災から2年たった今、今こそこの国に必要なのは夢と希望」と志水さん。「被災地を歩いた時、多くの問題を抱えながらも人々の復興への前向きな気持ちに胸を打たれた。直接、被災しなかった私たちが何かをしなければいけない。忘れてはいけないとの思いを『希望の唄』に込めている」とも。
志水さんは、小樽の後に札幌に向かい、その後内陸部や道東を巡り、ライブハウスでのライブや路上ライブを行う予定。